12月 4, 2024

剣道の荷物運搬に風呂敷が使われている意味

風呂敷は道着類を包んで運ぶのに適しています。

剣道では防具である面・胴・小手・垂れを入れる上部が
ひもで括れる専用の袋や、竹刀をおさめる竹刀袋もあります。

しかし、道着の上着・袴・肌着・面手ぬぐいなどにはこれと
言った専用の入れ物は有りません。

そこで必要とされるのが風呂敷ですが、大きさは90cm角
のものが多く使用されていますが、大きめの道着類を収納
するにはピッタリです。

服を包む

柄は無地がほとんどで、道着の色と合うように紺色や藍色
・エンジ色が使われます。

また、生地は独特の風合いを持つシャンタンが好まれます。

もともとシャンタンとは中国の山東省由来の絹織物で、
縦糸は普通の絹糸で横糸には玉のある糸が使われたものです。

剣道で使われる風呂敷は絹ではなく木綿ですが、風合いは
シャンタンのような高級感があります。

縦糸より横糸の太さが不規則なことで紬のような手触りが
あるのです。

剣道着との相性も良く厚手の生地で大きめのサイズが良く
使われているのも意味があるのです。

70cm角のものではギリギリ感がありますので余裕の
90cm角が使われます。

風呂敷は武道団体の記念品として使われています。

剣道や弓道という武道団体の記念品として使われる風呂敷は、
シャンタン生地の90cm四方のものが好まれます。

理由は質感や風合いが道着などと良く馴染み厚手の生地の
ためしっかりと包むことができることです。

無地ですが色は紺色、紫色、エンジ色から選べます。

無地

シャンタン生地は表面に凹凸模様がある関係で、光の当り
具合によっては色が少し変化して見えるのも特徴です。

大きさは風呂敷としては様々ですが、武道関係では90cmが
良く、70cmではきつ過ぎ100cm ではゆとりがありすぎる
感じになります。

70cmの物でしたら道着一式の他に多少のものも包む
ゆとりがあります。

風呂敷は無地ですが、団体の名前やどのような記念なのかを
印刷することができます。

専門先に依頼すると、価格は例えば名入れの場合、
シャンタン無地90cmで50 枚@1600円で枚数が増えれば
価格は低減します。

名入れなしの価格は1枚1500円の販売価格となります。