最近はエコロジーを意識してお店でエコバックを持参する方も
増えてきました。
エコバックももちろん用途として利用価値が高いのですが、
日本には古来より使われてきた風呂敷という便利なアイテムがあります。
日常使いはもちろんのこと、目上の方へ贈り物をお届けする際や
改まった場では紙袋などではなく、きちんと風呂敷に包んで
お渡しするのが今でもマナーです。
種類も豊富で、使用する時の場面で色や柄などは
使い分ける必要がありますが、自分好みの
1枚を持っておくと重宝します。
お祝いごとのお届け物の際には、赤系の色を使用するのがマナーです。
特に上司の方のお宅に呼ばれた際には手ぶらでお伺いすることは
タブーですので、何か気の利いた物をお持ちする必要があります。
紙袋で購入したものをそのままお渡しするような不躾なことはせずに、
必ず風呂敷などで包んで持って行くようにしましょう。
普段使い慣れていないといざ包むときにどのようにすれば
良いか分からないという方も最近では少なくありません。
一番オードソックスな包み方は四つ結びです。
その名の通り、包みたい物を風呂敷の真ん中において
まずは上と下の2点を持って真結びにし、最後に
左右の2点を持って真結びにするだけで綺麗に包むことが出来ます。
結び目も綺麗に見える上に、この結び方は特に重い物を
持ち運ぶ時に適しています。
しっかりと真結びを2回行うことでほどけにくく、安定して
大切な荷物を持ち運ぶことが出来ます。