環境問題のことを考える日として注目されているのがエコの日です。
毎年2月16日がエコの日ということで定着していますが、
この日が選ばれたのは、京都議定書が発効した日だからです。
京都議定書は地球温暖化防止会議で採択された条約で、気候変動の枠組みに関する条約です。
こうした議定書が採択されたことにより、環境問題の改善に向けて
一歩前進したことから、この日がエコの日として祝われるようになりました。
環境問題に取り組んでいる自治体は多く、島根県の江津市の2007年における
二酸化炭素排出量は348488t-CO2で、ここから森林に吸収量である
44243t-CO2を差し引いた量が実際の排出量であることが調査されています。
一般の人の中にも環境問題に関心のある人は増えていて、エコのために
風呂敷を使用している人もいます。環境問題のために風呂敷を使用することができるのは、
風呂敷には環境に優しい数多くのメリットがあるからです。
さまざまなデザインの商品が販売されているので、好みのデザインのものを選んで
環境のために使用できるメリットがあります。
エコバッグの代わりにも使用できる環境に優しいアイテムです。
エコバッグよりも使いやすい風呂敷
環境会議が開催された京都でも環境のために風呂敷を持ち歩くことができます。
風呂敷を使用することのい大きなメリットとしてあげられるのは、ビニール袋を使わなくても買い物ができることです。
買い物のたびにビニール袋を購入した場合、使用される袋の数も多くなり、
毎日買い物でビニール袋を使用していた場合、使用済みの袋がたくさんたまってしまいます。
こうした使用済みの袋は燃えないゴミの日に出されるのが一般的で、
多くの家庭から大量のビニール袋が捨てられれば環境にも大きな影響を与えます。
ビニール袋を燃やすことで環境に悪い影響を与えるのは、大気中の二酸化炭素の量が増えてしまうからです。
ゴミなどが燃えた時に二酸化炭素が一緒に発生しますが、二酸化炭素は
大気中の熱を閉じ込めてしまう性質があるために、地球温暖化の大きな原因となっています。
風呂敷を使用した買い物をすることで、こうした二酸化炭素の影響を
おさえることができるのが大きなメリットになっていて、
エコバッグよりも使いやすいのがメリットです。
風呂敷は、スーパーなどで買い物をする時にも便利なアイテムで、
買い物かごの中にあらかじめ敷いておけば、荷物を詰め替えなくても
そのまま風呂敷で包むことができます。